12月はかきぞめ競書大会
かきぞめ競書大会のお手本が届きました。
こちらは画仙紙課題用のお手本で、右から幼児部・1年・2年・3年・(4年はいなくて)5年生です。
こちらは普通サイズのお手本です。
画仙紙課題に挑戦しない生徒さんはこちらの課題を書いて提出します。
生徒さんと同じくらいの時に書いたわたしの画仙紙課題作品です。
生徒さんには当時のわたしよりも上手に書いていただきたいと思います。
頑張ってください\(^o^)/
四年生の時の「春をまつ」は、とにかく「春」が上手に書けなくて。
何枚も何枚も書き直しては、時間が経つばかりでした。
途中で集中力もきれて、少し休憩をしていた時のことです。
同級生のUちゃんが「これ1枚ちょうだい?」というではありませんか。
生徒は沢山おり、そんな悪い事をしても先生の目には届きません。
悪いことだとは思いましたが、それはわたしの中でボツにしたもの、どうせ捨てるはずのもの。
ちょっと悪い事を言ってくるUちゃんの事も、なんだか悪友みたいで面白く感じ、「いいよ!」と言いました。
しかしわたしはその後も「これでよし!」というものがいっこうに書けません。
そんな四苦八苦しているわたしを察知して先生がやってきました。
「あゆみちゃん、もうこれでじゅうぶんよ!」
先生にそう言われ、筆を置きました。
さて、返ってきた2枚の「春をまつ」。
わたしが書いたUちゃんの「春をまつ」は、段級位が1つ上がっていました。
そしてわたしの「春をまつ」は、観峰賞でした。
「ありがとう。」Uちゃんはわたしに言いました。
今思うと、「いやいやありがとうじゃないよ!」ですが、当時のわたしは「ふふふふふふ・・・」っと笑って帰りました。
*元住吉習字教室ではこのような悪いことは一切許しません。
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