リレー書道と、その結果

七夕競書大会の練習に取り掛かる前に、リレー書道を行いました。



リレー書道とは、1人1画ずつ書いて、みんなで1つの字を完成していくというものです。


今回は「楽」という漢字一文字、

書体はいつも楷書体なので、変えてみよう!

ということで、篆書体(てんしょたい)に挑戦してみました。

篆書とは、今から2000年以上もの昔、卑弥呼がいた時代に亀の甲羅や動物の骨に刻まれていた字の書体のことをいいます。

実は字には5つの書体(楷書・行書・草書・隷書・篆書)があるんだよ、と今回はここから学んでいきました。


さて結果ですが、上位3クラスのレベルがとても高かったので、

こちらにアップさせていただきます。


※自分のクラス以外で、芸術性が高い作品にシールを貼って投票しました。


2位 (12票)

火曜日 マッターホルンクラス 

なんといっても、1画1画別の人が書いたとは思えない統一感が出ています。

というのもこちらのクラスは、自然な成り行きでプロデューサーが出現しておりまして、ここの線はこうしていこうとみんなをまとめていきました。

美術部の中学生もこちらに一票。

納得の2位でしょう。



2位 (12票) ( 2位は2クラス )

金曜日 エベレストクラス

アンバランスな箇所があると、見る人の情緒を不安にさせます。

しかしやさしいタッチのせいか、不思議と安心して見ることができます。

どうでしょう、このアメとムチの比率。

やさしいけど、面白い人。

人間であれば、モテるタイプなのではないでしょうか。

という事で、こちらも納得の2位でしょう。




1位 17票

木曜日 セロトーレクラス


17票も入り、圧勝となりました。


何かわからないけど、いい!


これに尽きます。


いっちゃってますね。


ここまできたら、もう誰にもマネができません。



さて、そもそも芸術性が高いとは、どういうことなのでしょう。


キレイな字ではない、ではめちゃくちゃなものが芸術なのかといったら、それも違う。


じゃあ どういうのが、、?


小学生にとって 芸術性を問われるのは ムズカシイものです。


今回の更なる学び


なんじゃこりゃ おもしろい!


心を動かされる!


難しいことは考えないで 心で感じよう!



キモチを動かされる作品に、1票。


それもまた1つの見方で、


なんだか こころを動かされる


芸術には、見る人の心を動かされる力が宿っている。


そう思います。



ということで、今回優勝となったのはセロトーレのみなさまでした。

おめでとうございます!


歴史に興味をもった生徒さん、夏休みの自由研究の材料にしたいという生徒さん、

リレー書道自体がたのしく、またやりたい!というお声を沢山いただきました。

また生徒さんと企画考えて、やってみたいな~と思います。



元住吉習字教室

華月

元住吉習字教室

毛筆・硬筆の両方を学習していく習字教室 (手本=公益財団法人日本習字教育財団発行) 〒211-0037神奈川県川崎市中原区井田三舞町17-47 新しいHPはこちら→https://gagetu.com/